パチンコでなぜオカルトにはまるのか2(行動と結果のギャップ)

前回に続き、オカルト理論について。
オカルト自体はおもしろいと思いますが、勝つためには足枷となります

社会のルールでは、行動と結果が必ず結びつきます。例えば、コンビニで弁当を手に入れる時は、お金を払うという行動と弁当を手に入れるという結果が結びついており、当然この結果を期待します。
これは結果に対する行動が正しいからに他ならず、お金の代わりにジュースを差し出したからといって、弁当は手に入りません。社会のルールで売買契約というものが約束されているため、その結果が十分に期待できると考えることができるのです。

では、パチンコの世界ではどうでしょうか。
理論的に考えると、ボーダーを上回っている台を打つことが勝つという結果を得るための行動であり、決して回転数や波を読んで勝てるわけではありません。
しかし、パチンコでは売買契約と違って社会のルールがありません。パチンコの世界は確率のルールに支配されています。この世界では、ボーダーを上回る台を打ったからといって、必ずしも勝てるわけではありませんし、オカルト理論で勝つ可能性だってあります。
当然、長期的に見れば勝てることは明白(それが、確率の考え方だから)なのですが、それに気づくのが難しい。行動と結果にギャップが生まれているためです。



社会に生きる人は、当然のこととして行動と結果が結びつくと考えてしまいます。
つまり、ボーダー理論で負けてしまうと、それは正しくなかったんだと判断し、オカルト理論で勝てば、それは正しかったんだと判断します。
ボーダー理論を実践したとしても、1日単位で見ると、勝率は大体7割くらいではないでしょうか。つまり3割くらいは負けてしまいます。また、オカルトでも運だけで3割くらいは勝てるでしょう。
そして、それぞれが同じくらいの確率だとすると、単純明快で分かりやすいオカルト理論の方が正しいと錯覚してしまうのです。

さらに、パチンコ=ギャンブルで勝てるわけがない、という常識もボーダー理論の理解を阻みます。
ボーダーを上回っている台で3連続で負けたとすると、それは確率的には十分ありえる話ですが、心理的にはボーダー理論そのものを疑ってしまいます。
勝てるはずのボーダー理論と現実の負けという結果が結びないことから、自分が正しいことをしているのになぜかてないんだ、いやボーダーは正しくないから負けたんだ、と自分を正当化してしまうわけです。

ボーダー理論を実践したからといって、毎回必ず勝てるわけではありません。オカルトにはまらないようにご注意を。


スポンサードリンク

【関連記事を読む】

This entry was posted in 基本的な考え方 and tagged . Bookmark the permalink.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

This blog is kept spam free by WP-SpamFree.